長尾沙紀のブログです
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足りぬが足ること
ほんの数時間前まで、私はなぜ、この世が完全でないかを悩んでおりました
雑多だったり価値観が多様であったり良かったり悪かったり不幸だったり幸せだったり…それってなんでなんだろうと、どうしてそうなってしまうのだろうと
でもなんか突如と悟りました
よくいう、「足りぬが足ること」というヤツはよく聞いておりましたが、この世はまさしくそれなのだと
うわあ!ビックリした!!
そうなんですね
いろんなモンがぶつかったりくっついたりまとまったりはなれたり
そういうもの全てが、この世の完全だったんだなと
たとえば一つのものを見たところで、そのときの環境や雰囲気や光線や温度や感情や、いろんなものがモザイクのように細かく細かく一つのものを現すわけで、そんな揺らいだものは真実なのかとか、そんな風に考えてたけど、それは違いました
その揺らぎや、不確定なこと 「それ」こそが「それ」だったんだなと
完全じゃないことが完全 究極じゃないことが究極だったのだと
うわあ………………スゲエ……………
本当にビックリしました。。。。
ビックリついでにこのブログを書いてるわけなのですが、この驚きは伝わるのでしょうか(笑)
すごいなあ、不完全こそが完全なんて、すごすぎるなあ
この世はすごいなあ…さすがです
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圧倒的な才能
今日はチャリティーコンサートに行って来ました
そこに出演されていたのが、グラミー賞をとったことのあるアーティストだったのですが、本当に本当にすんごく歌が何しろ上手くて
「なんだこれ?!!うわ、すごい!アホみたいに歌が上手い!!」
って思いました
あれはもう、常人を越えてる……圧倒的な才能ってアレだなと思いました
天から与えられた才能って、ああいうのを言うんだろうな…
プロの歌手のコンサートに行ったことはモチロンありますが、今まで感じていたのは
「一番良い音を収録してるCDと、生で同じに歌が歌えるのってすごいな、これがプロなのか~」
ってくらいにしか感想を持ったことがなかったのでした…
でもホントにすごいってのは、そういうんじゃないんですね
なんかもう、圧倒的にスゴイんです
いい声とかそういう単純な話でなく、なんか、もう、声だけど、楽器みたいな、表現としての音で
よく音楽は良いものを聴いた方が良いっていうけど、ホントそうだなと思いました
なんか、ホントにスゴイものを聴けたし、スゴイパフォーマンスを見られたんだなと思いました
やっぱり芸術ってスゴイです
スゴイ
絶対人に必要なものだと感じました
そして、それだけの才能がある人がチャリティーをしてるということもまた、感動しました
天から与えられた才能を、貧困に苦しむ人を救うために使う
天から与えられて、人から認められ、巨額のお金を手にしても、なかなかそういう方向に向わない人もいるであろうに…でももし神様とかがいたなら、自分の与えた才能で他人を助けようとするその人を、嬉しく、いとおしく思うんじゃないかなと思いました
そして、その人ももし、巨万の富を手に入れても心がすさんでしまうくらい孤独だったとしても、そうして人を助けられたり出来たら、自分の才能を、別の形で人のために活かすことができて幸せなんだろうなと思いました
すごいなあ
あんまり音楽のこととかわからないのですが、ホントに感動できました
グラミー賞ってハンパないなって思いました
すごいなあ
芸術ってやっぱり素晴らしいなあ
実はコミケに出ます
日曜日 西-り21aです
参加します
何も出来てませんorz
ですが絵を描くと楽しいです
なら描けよと
ゴメンナサイ
振り返らないのは天才の所業か
先日、無料券を頂いて、森美術館に行ってきました
現代アート展でした
現代アートってすごくこう…私にとってはいろんな意味で「難しいもんじゃないのかなあ」と思ってしまうものです
元々オブジェはゴミに近いものだと思ってるので(怒られるよ)
いや、そういう、ディスってるわけではなくて、生け花に近いと思うんですよ
その会場のその瞬間にあるものという、「作品」だと
あと、手で描いた以外の絵、道具の…なんというか…自然のしぶきとかを利用したような作品ってのは…なんつうか…
個人的な好みとしては、もっと、その作者しか描けないような絵とかの方が好きです
だって自然物が美しかったりすばらしかったりすることは、個人個人が楽しめばいいものであって、ソレを切り取って「これは自分の作品です」っていうのってなんとも不思議な気持ちがするんです
「私はこれがいいと思います」
は、たしかにそういう主張があるのはいいと思うんですけど、それって作品じゃなくて主張だよねと
「芸術作品」と「主張」ってのはなんか違うんではないかと最近思うようになりまして
芸術は懐が深いので、なんでもかんでも「芸術」として貪欲にそれを受け入れる傾向があるわけですが
でもやっぱりその中でもいろんな細分化された流派みたいなものがあるような
絵とか二次元のものってのは、音楽と違って意外と人は鈍感だと思うんですよね
音だと、大きな音で不協和音とか流されたら人によっては明らかに「不快」と感じることもあるのでしょうけど、絵だとそれが「快」であるか「不快」であるか、結構人は気付かないんじゃないかと
だから芸術って難しいし、だからこそ、不快なものまでも受け入れられるという懐の深さが出てくるのだということは解るのですが、でもそれは「不快」なものであって「快」とは違うんだという認識はやはり必要な気がするのです
それを踏まえてないと、せっかくの芸術の堪能にならない気がして…
で人を「不快」にさせる芸術というか…これはパフォーマンスに近い気がするんですけど、これってどうなんだろうと「不快にさせるのが楽しい」とか「不快にさせたい」とかってなんなんだろう
私はどちらかというと「不快になりたくない」人間なので
そういう人間はそういうもののそばに寄る必要はまったくないのだろうなあと思います
それでいいんだと思います
面白いですよね
で、これは、やはり「芸術作品」かといわれると、やはりまた、違うのだと思う
それは作者の「主張」だよね
主義主張なので「合う」「合わない」があるのは当然
なので、イマイチだとおもったらもう、それは見なくて良いのでしょう
話戻りまして
今回の展示の作者さんはたぶん技術的には絵を描いたりするのが得意なタイプの人なんだと思いましたが
まあ
そんな感じで
作り散らかすのが天才の所業なのかといわれたら、どうなのかなと
一つの才能かもしれないけど、それは天才ではないんじゃないかと思ったりして…
ファッション
事実は小説より奇なり
でしたっけ
東日本大震災から一年半以上経ちましたが、なんと申しますか、現実におけるの破壊とか惨劇とかそういうものを、見てしまってからというもの、なんかそれ以前から時としてあった風潮といいますか、やたらマンガやアニメとかで破壊シーン等あるのを見ると、なんと申しますか
どう解釈すべきかと考えてしまう時があります
悲惨なものとかそういうものを描くことというのは、なんというか、これ機械的に描くか、本当にそれが惨劇だと伝えるために描くとかそういう「作業としての感覚」や「製作の意図」というものがあってこそのその「作品」なので
なんつうか
先日、とあるアニメを見てまして、そしたらスゴイ物理的攻撃力の高いキャラが街中で暴れるシーンがありまして
そのキャラが(とりあえず現時点で)意味もなく町を破壊するシーンを眺めていたら
「これってなんか…微妙だなあ」としみじみいたしました
意味なく町並みが破壊され、まあ子供向けですから人は死なないんでしょうけど、でもモノならいくらでも壊していいってのも良く考えたらへんな話だよなあ…と
かく言う自分にもちゃんと中学の頃とか子供の頃とか、そういったものを楽しんでた時代もありましたよ
でも今ほどにCGとかの演算能力とか高くなかったから、そんなにバカスカ都市やらを破壊する映像とかはなかったかな
大人になってそういうものを見ると思うのです
「そんなに世間の人たちは皆、いろんなもんをぶっ壊したいのだろうか」と
現代人はストレスでも溜まってるんですかねえ
その「破壊」にたいして激しい主張なき作品におけるそういったシーンてのはすでに「ファッション破壊」なのかなとか
ファッション破壊だったらちょっと見るのはやだなあと個人的に思います
現実にはできないからこそのフィクションなんじゃないのかと仰られるかたもいるかと思いますが
もちろんそうなんですけど
フィクションってのは現実があってはじめてのフィクションなので、せっかくモノを破壊するなら「破壊」とは何たるかを多少なりとも感じるくらいの…なんと申しますか、「重き」があった方がいいんじゃないのかなとか
個人的意見ですけれど
血も出そうにないキャラから血が流れても、あんまり痛そうじゃない
そしたらその痛みはないものなのか
やっぱり「ファッション流血」なんですかね
今の時代は先ほど書いたように、CGとかの技術が進んでこういう表現がセットを組むよりも多少なりとも安価で製作できるようになってるから、多いだけで、昔からこういうものを作りたいという気持ちを持った人たちは結構いたのかもしれないので、時代の問題もまた、そういう点では意味をなさないのかも
その「リアリティがないって部分こそがいいんじゃないか」という考え方もあるのですけれど、どんな作品も受け取り手は、自分達(現実の人間)なのでね
興味深いところです
大人になるといろんなことを考えるんだなと、最近になって思うようになりました
単純な物理的破壊だけでなく、いろんなことが、表現方法としてこれからいろいろ出てきたらいいなあと思います